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成膜装置(拡散・CVD)の部品について
成膜装置は、ある程度温度を上げて(200℃〜1000℃以上)成膜する事が多いので、熱に強い部品が採用されます。
耐食性も必要なので一般的にはステンレス材が多く使用されます。
中には耐熱鋼のインコネルやハステロイタンタル、タングステン等も使用されます。
弊社はステンレスを中心に対応しています。
真空中で成膜するので真空チャンバ、真空ポンプ、真空配管と真空部品が多く使用される特徴があります。
特に弊社得意のCVD装置では、ガスを使用して成膜するため、ガス配管ユニットが多いのも特徴です。
一次供給側のガス配管は超クリーンであることが要求されるため、溶接はクリーンルームの中で行います。
超純水による精密洗浄も要求される場合が多いです。
弊社はどちらも対応可能です。
次に温度対策として様々な冷却ユニットが使用されます。
冷却ユニットの代表的な物が熱交換器(ラジエーター)です。
弊社が最も得意としている分野です。
冷却媒体に一般的に水を使用することから、水冷部品と呼ばれるこもあります。
当社の溶接は真空部品(10%)ガス供給部品(5%)水冷部品(70%)の比率で水冷部品の比率が最多くなっています。
近年は真空部品の比率が上昇してきています。